【きさらぎ賞】
社台F躍進の理由
いつも投票ありがとうございます♪
トーセンラー・ネオヴァンドーム・リーチザクラウン・アサクサキングスなどここ五年で四勝を挙げる社台Fの面々。
ノーザンFの馬を社台Fの馬が抑え込む、といったパターンが定番化しつつある昨今のきさらぎ賞。
ここに触れることできさらぎ賞の本質を理解したいと思う。
一般的に社台Fの馬の多くは“馬なりで調整”で緩めの調整。
対してノーザンFサイドは強めにビシビシ追ってスパルタで調整する。
そのお陰で社台Fの馬は無事デビュー出来ることが多いが、ノーザンFの馬はデビュー出来ずにそのまま競走馬になれないことが多い。しかし全体の成績では完全にノーザンFがリード。
本家本元社台Fを受け継いだ吉田照哉、一方で半ば分家とも言えるノーザンFを新設した吉田勝己。こういった観点から見るとノーザンFの躍進は“イノベーション”の勃興だと考えるのが筋だ。
虚弱で有名なアグネスタキオン産駒の活躍馬はほぼ社台F生産。
アグネスタキオン産駒の活躍馬の多くは社台F生産でノーザンFサイドからはほとんど輩出していない。
近年でもレッドデイヴィス・レーヴディソール程度のもので、あれだけ重賞戦戦を荒らしまわっているノーザンFと極上のスピードを持つアグネスタキオンというベストトゥベストの組み合わせからすれば少し物足りなく映る。
虚弱だからノーザンFのスパルタ調教でデビュー前に既に壊れる。あるいはデビューする頃にはボロボロになる。
近年の競馬はほとんど“瞬発力”というものが重視されていて、上がり競馬への対応がいかに上手いかが成績に繋がると考えたい。
種牡馬アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ステイゴールドなどの台頭、キングカメハメハのリーディングもやはりそういった流行からくるものではないか。
ノーザンFの馬はスパルタ調教で瞬発力を特化させるから阪神・東京などの競馬場では滅法強い。
一方の社台Fは馬なり調教だから基本的に瞬発力特化というタイプではなく、どういったレースにもタイプできる万能性が持ち味。瞬発力戦に弱いというわけではないが、基本的にノーザンFと違って京都・中山の方が良い成績を挙げていることから推して測るべし。
例えば阪神JFでノーザンFが強く社台Fが弱いことを考えれば合点はいくだろうか。
このレースは基本的に純粋に瞬発力が問われるから社台F生産の馬は相性が悪い。
ノーザンF寄りの調教師は音無・池江・松田博など。
一方の社台F寄りの調教師は藤沢・角居・藤原英・橋口まど。
近年きさらぎ賞で台頭しているのは社台F側の調教師達。
つまるところ、きさらぎ賞とは“ロングスパート勝負”になりやすいレースで、“瞬発力勝負”になりにくいレースだという証明になる。
ロングスパートになるから社台F勢が大きく台頭するのはそれは調教観点から読みとりたい。
坂路でビシビシ追う調教師が多いノーザンF勢の手法は3F勝負では強くとも、きさらぎ賞のような4F速い脚が問われるきさらぎ賞のレース質に合わない。
ある分野に特化してこそのノーザンFの躍進を考えれば、この“現代競馬”とはかけ離れてしまったきさらぎ賞のレース質に苦戦する傾向は納得できるはず。
投票お願いします♪
となると…
ノーザンF生産で池江師管理のワールドエース。
社台F生産で大久保師管理のベールドインパクト。
どちらが台頭するかは近年の傾向では明白だろう。
問題はベールドインパクトがワールドエースの瞬発力を抑え込めるだけの実力があるかどうか。
既にレースでロングスパート適性を顕在化させているベールドインパクトを傾向通り素直に信用するか。
はたまた条件が外回りに変わって持ち味を発揮できるワールドエースを信頼するか。
そういった点を今週はしっかり吟味して◎を決めたいと思う。
きさらぎ賞の相手候補はこちら。
↑ランキング内にきさらぎ賞の相手候補を挙げておきます。
一頭目は現時点で瞬発力勝負に強いという方針は見せていない生産牧場出身。
瞬発力勝負では分が悪いが、この条件もきっと合うはず。
二頭目は粘っこいHaloクロスを持った馬をピックアップ。
瞬発力勝負が合わないのは阪神のレースで見たとおり。
ロングスパートが問われれば、きっと持ち味を発揮できるはず。
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ノーザンFの馬を社台Fの馬が抑え込む、といったパターンが定番化しつつある昨今のきさらぎ賞。
ここに触れることできさらぎ賞の本質を理解したいと思う。
一般的に社台Fの馬の多くは“馬なりで調整”で緩めの調整。
対してノーザンFサイドは強めにビシビシ追ってスパルタで調整する。
そのお陰で社台Fの馬は無事デビュー出来ることが多いが、ノーザンFの馬はデビュー出来ずにそのまま競走馬になれないことが多い。しかし全体の成績では完全にノーザンFがリード。
本家本元社台Fを受け継いだ吉田照哉、一方で半ば分家とも言えるノーザンFを新設した吉田勝己。こういった観点から見るとノーザンFの躍進は“イノベーション”の勃興だと考えるのが筋だ。
虚弱で有名なアグネスタキオン産駒の活躍馬はほぼ社台F生産。
アグネスタキオン産駒の活躍馬の多くは社台F生産でノーザンFサイドからはほとんど輩出していない。
近年でもレッドデイヴィス・レーヴディソール程度のもので、あれだけ重賞戦戦を荒らしまわっているノーザンFと極上のスピードを持つアグネスタキオンというベストトゥベストの組み合わせからすれば少し物足りなく映る。
虚弱だからノーザンFのスパルタ調教でデビュー前に既に壊れる。あるいはデビューする頃にはボロボロになる。
近年の競馬はほとんど“瞬発力”というものが重視されていて、上がり競馬への対応がいかに上手いかが成績に繋がると考えたい。
種牡馬アグネスタキオン、マンハッタンカフェ、ステイゴールドなどの台頭、キングカメハメハのリーディングもやはりそういった流行からくるものではないか。
ノーザンFの馬はスパルタ調教で瞬発力を特化させるから阪神・東京などの競馬場では滅法強い。
一方の社台Fは馬なり調教だから基本的に瞬発力特化というタイプではなく、どういったレースにもタイプできる万能性が持ち味。瞬発力戦に弱いというわけではないが、基本的にノーザンFと違って京都・中山の方が良い成績を挙げていることから推して測るべし。
例えば阪神JFでノーザンFが強く社台Fが弱いことを考えれば合点はいくだろうか。
このレースは基本的に純粋に瞬発力が問われるから社台F生産の馬は相性が悪い。
ノーザンF寄りの調教師は音無・池江・松田博など。
一方の社台F寄りの調教師は藤沢・角居・藤原英・橋口まど。
近年きさらぎ賞で台頭しているのは社台F側の調教師達。
つまるところ、きさらぎ賞とは“ロングスパート勝負”になりやすいレースで、“瞬発力勝負”になりにくいレースだという証明になる。
ロングスパートになるから社台F勢が大きく台頭するのはそれは調教観点から読みとりたい。
坂路でビシビシ追う調教師が多いノーザンF勢の手法は3F勝負では強くとも、きさらぎ賞のような4F速い脚が問われるきさらぎ賞のレース質に合わない。
ある分野に特化してこそのノーザンFの躍進を考えれば、この“現代競馬”とはかけ離れてしまったきさらぎ賞のレース質に苦戦する傾向は納得できるはず。
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社台F生産で大久保師管理のベールドインパクト。
どちらが台頭するかは近年の傾向では明白だろう。
問題はベールドインパクトがワールドエースの瞬発力を抑え込めるだけの実力があるかどうか。
既にレースでロングスパート適性を顕在化させているベールドインパクトを傾向通り素直に信用するか。
はたまた条件が外回りに変わって持ち味を発揮できるワールドエースを信頼するか。
そういった点を今週はしっかり吟味して◎を決めたいと思う。
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一頭目は現時点で瞬発力勝負に強いという方針は見せていない生産牧場出身。
瞬発力勝負では分が悪いが、この条件もきっと合うはず。
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