FIXED KEIBA

Hello, I am an admin of this site.
I've been expecting you.
I'm so glad that I met you xoxo.

八百長競馬‐Apocalypse‐

21
2011  14:14:41

菊花賞

【菊花賞】
“オルフェーヴルの死角”
人気ブログランキングへ
◆調教
兄ドリームジャーニーがデビュー以来ずっとコース追いで鍛えられたのに対してオルフェーヴルは坂路。
兄ドリームジャーニーと違う種類の、この極上とも言える瞬発力の源泉は坂路調教なのは一つの要因。
菊花賞の過去の好走馬はほとんどがコース追い主体。
京都で好走できる競走馬の多くは瞬発力を高められた馬よりも、コース追いで持久力と持続力を高められた馬。
常時坂路を使っている坂路追いのスペシャリストならまだしも、併用が多くどちらかと言うとコース追いの多い池江師は決して坂路調教のスペシャリストではない。
池江師にこの壁を越えられることができるだろうか?
坂路で仕込まれたオルフェーヴルが兄ドリームジャーニーと違う競走馬に仕立てられたのはある意味で必然的。
ドリームジャーニーのように“選択肢”が狭い競走馬よりかは、東京でも
3歳時でも古馬でもビッグタイトルは東京に集中しているのだし当然の選択。
意図的に広げられたストライド、鍛え抜かれた瞬発力は兄ドリームジャーニーの経験によるものだろう。

その分、オルフェーヴルはドリームジャーニーよりも短い活躍期間になりそうだ。
坂路で燃焼された馬は競走能力を急上昇させた半面、燃え尽きるのもまた早い。
特に池江厩舎の場合はそういう馬が多い。

過去の菊花賞好走馬の殆どがトラック調教馬。
栗東の名物坂路調教馬の好走はオウケンブルースリが最たる例か。
そのオウケンブルースリの調教師は栗東坂路の第一人者音無秀孝。
カンパニーを8歳まで走らせて天皇賞まで獲らせた調教師だ。
他の調教師とは違って、坂路で燃え尽きさせることなく現役を長く続けさせることができる名調教師。
オルフェーヴルは坂路調教馬、少なくとも調教適性では菊花賞向きではない。


◆血統
メジロマックイーンはステイヤーではない。
ましてや、産駒に遺伝させるのはスタミナではない。

母父メジロマックイーンからスタミナの鬼みたいに思われるが…。
殆どのメジロマックイーン産駒はステイヤーではなく、クラシックディスタンスが限界を示している。
数年前に菊花賞に出走したメジロマックイーン産駒ホクトスルタンはリアルシャダイが入っていながらなも菊花賞6着、天皇賞4着という成績。
これのどこがステイヤーなんだ?という話。
メジロマックイーンが嵐山Sを経て菊花賞から羽ばたいたこと、天皇賞春連覇したことでまるでスタミナの化身だとかそんな風に思われるのかしれないが…
本当のステイヤーとはライスシャワーやトウカイトリックのようなタイプであってメジロマックイーンのようなガッチリと立派なタイプはそれではない。
メジロマックイーンは単純にスタミナに特化して優れていたわけではなく、当時の競馬とは画一してスピードとパワーに優れていた競走馬というのが正しい見方ではないだろうか。
現代競馬でも対応している点から察するに、産駒に伝えているのはスタミナではなくスピードとパワーなはずだ。
ディアジーナ、ホクトスルタン、タイムフェアレディ、エイダイクインなどなど活躍馬の殆どが中距離馬。
非力な種牡馬ステイゴールドとメジロマックイーンがニックス関係にあるのはメジロマックイーンのパワーが関係しているからだろうというのが評論家の見方。
メジロマックイーン産駒がとりわけ中山や東京でも強いのはそういう父から伝えられたものが原因なはず。
恐らくパーソロンよりもリマンドの影響がかなり強い種牡馬だったのでしょう。

ベストはクラシックディスタンス。
クラシックディスタンスに秀でた馬は、あくまでクラシックディスタンスにのみ秀でた馬。
それ以下の距離では善戦出来ても、それ以上の距離では脆いのが普通。
距離適性に関してはドリームジャーニーもオルフェーヴルも一緒でリマンド由来。
ドリームジャーニーはステイゴールドに似た使える脚の短い
オルフェーヴルはノーザンテーストに似たパワータイプの力馬。
歩幅の違いは似た種牡馬の違い。
どちらにせよオルフェーヴルはノーザンテースト似だし菊花賞と相性悪い血を受け継いでしまった。

オルフェーヴルはドリームジャーニーと同じ、あくまで3F勝負タイプの競走馬。
みんなが3Fで勝負するレースで強い馬であって、みんなが4Fで勝負するレースは未知数。
だからこそ東京阪神での圧倒的な実績を挙げてい。
ダービーはなぜか多くの馬が4Fから早めに仕掛けて動き出したレース。
ずっと後ろで我慢していたオルフェーヴル・ウインバリアシオンの上がりが抜けているのは当然の結果。
これは単純に能力が抜けているわけではなく、とにかく“我慢”した結果が上がり時計を抜けさせたと見るべき。
ダービーを引き合いに出して二頭が他馬より圧倒的に優れたと見るのはいかがなものか。
とにかく、4F勝負でシンザン記念でレッドデイヴィスに、きさらぎ賞でト―センラーに負けている以上は隙があると見るべき。
ロングスパートされた時、そしてロングスパートを許す競馬場での脆さがオルフェーヴルの死角。


菊花賞はこれまでのレースと違って4F勝負のレース。
ロングスパート勝負の場面ではどうだろうか?という疑問は少なからずある。
血統的にもドリームパスポートのように4F勝負を対応できる血統を補完させていない。
オルフェーヴルの血統はアドバンテージにならない。


◆ラップ
オルフェーヴルは3Fに特化して強いタイプ。
菊花賞は4F勝負のレース。

前哨戦神戸新聞杯のラップ
12.9 - 11.9 - 12.4 - 12.9 - 13.4 - 13.7 - 12.9 - 12.7 - 11.9 - 11.2 - 10.6 - 11.8
昨年の後半3Fはローズキングダムと同水準程度の時計。
そもそも神戸新聞杯前からオルフェーヴルの時計はローズキングダムと同じ程度の水準だった。
走破時計2:28.3は条件変更されてから過去最も遅い時計、ローズキングダムの走破時計は2:25.9。
問題は全体時計はともかく
13.0 - 11.5 - 13.2 - 12.9 - 12.5 - 12.2 - 12.7 - 12.1 - 12.0 - 11.6 - 10.6 - 11.6
最後の3Fは殆ど同じ数字、ローズキングダムのラップと同等レベルであることからオルフェーヴルが瞬発力に特化した馬であることが分かる。
オルフェーヴルは直線まで待って残り3Fから仕掛ける馬。
ダービーを見て分かるように、神戸新聞杯の圧勝は驚くべきことではない。
ダービーのレースをただ神戸新聞杯でやっただけで、それが菊花賞でやれるわけではない。
神戸新聞杯という前哨戦でも克服できなかった、いや克服する機会がなかったのがオルフェーヴルの運の無さ。
フルゲート、セントライト組が神戸新聞杯に参戦していれば克服する機会と菊の予習をする機会あったのだが…?
オルフェーヴルの強さと着差が却って仇となった。


◆特徴
神戸新聞杯で使った坂超え10.6上がり時計のアドバンテージ。
最後の直線で内に切れかかってラチを頼って走るアドバンテージ。
上がり3Fの時計で他馬を圧倒したアドバンテージ。
加えて神戸新聞杯のレースレベルの低さ、セントライト記念の高速馬場というディスアドバンテージ。


三つアドバンテージがオルフェーヴルに菊花賞で立ちはだかる。
一つ目のアドバンテージは他馬がバテる箇所でバテないオルフェーヴルの“パワー”。
阪神東京で活かされたオルフェーヴルのパワーを転化させる場面は坂。
それを活かせればいオルフェーヴルは京都ではそのパワーを転化することができない。
下り坂を活かせないディスアドバンテージ。
非力なタイプが活かせるアドバンテージをパワータイプのオルフェーヴルはアドバンテージに転化できない。
ロングスパートを捕えていない実績、ロングスパートを許す京都競馬場という特性がディスアドバンテージ。

二つ目のアドバンテージはまっすぐ走れないオルフェーヴルの癖。
バテる箇所でバテない馬が京都ではオルフェーヴル以外にも存在すると言うこと。
早めに先頭に立って切れ込んでも前のいる馬がバテないのではオルフェーヴルはラチを頼れない。
神戸で使った10秒台の脚を使うことができず、前の馬を一瞬で置き去りに出来ないからインに入り込めない。
ヨレヨレで走るオルフェーヴルをまっすぐ走らせる苦労を池添は背負うことになる。
負けた芙蓉S・シンザン記念・きさらぎ賞の二の舞を想定したい。

もし大捲くりしようもんなら後ろの馬がソングオブウインドするし、
もし直線からゆったり仕掛けようもんなら前の馬がビッグウィークする。
限られた3Fの末脚をどう使うかが問題、3Fで強い馬は菊花賞向きじゃない。


三つ目のアドバンテージは四連勝全て3F競馬という適性。
オルフェーヴルには神戸新聞杯よりも締まったペースで4F勝負になる菊花賞とのギャップが立ちはだかる。
前哨戦が菊花賞の予習にならないレースになってしまったこと。
有力馬をセントライト記念に逃がしたこと。
そのオルフェーヴル自身の“強さ”がオルフェーヴルに学習の機会と成長を奪った、予習をさせなかった。
ドスローで全体時計も遅く3Fだけの競馬で得られるものって、一体何?
圧勝した馬が次のレースでコロッと負ける現象は“レースギャップ”が原因。
オルフェーヴルに立ちはだかるレースギャップは今回大きな壁。
だから毎年毎年神戸新聞杯優勝馬があっさり菊花賞で負けるんでしょう?


最後に関係ないことをひとつ。
穴党が見放しかけているこのレースだからこそ、穴党になるのだ。
穴党というのは的中率よりも一回の爆発力に優れた予想家。
外れ続けるあまり予想感覚を失った穴党がオルフェーヴルに逆らわない現在の風潮こそ、このレースで穴党に転じる理由。
ここまでずっと逆らい続けてきた穴党が前哨戦に流されてオルフェーヴルに流れていく様相は如何にも不気味。
というわけで、今回は決して一筋縄ではいかないレースと読んだ。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
人気ブログランキングへ
関連記事


中央競馬 ブログランキングへ
にほんブログ村 競馬ブログへ
【応援クリックお願い致します!】

 重賞予想