FIXED KEIBA

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八百長競馬‐Apocalypse‐

17
2011  09:37:44

アイビスSD

◆ヘッドライナー
“ヘッドライナーとか下手くそが買う馬だろ”
でももう一度考えてみよう、ヘッドライナーほど強い馬を嫌う・切るのは得策じゃない。

『根拠1:カノヤザクラ』
このレース圧倒的な適性を示して連覇を果たしたカノヤザクラ。
カノヤザクラの血統構成はサクラバクシンオー×Woodman×Sadler’s Wells
ヘッドライナーは同じく父サクラバクシンオー。
母父はNureyev。NureyevはSadler’s Wellsの3/4近親。
Nureyev≒Sadler’s Wells
ヘッドライナーとカノヤザクラは極めて血統構成が似ている。

実際のところカノヤザクラもスローでキレてミドル~ハイペースで差し損ねる馬だった。
よっぽどハイペースで後方有利な展開はさすがに適性とか実力以上に力が出せるから話は別として。
北九州記念で負けてセントウルSで巻き返す、そういうタイプ。
大体サクラバクシンオーってのはこういうタイプが多い。
上級条件に登るサクラバクシンオー産駒はいわゆる“順配合”だから基本的にスピード馬鹿ではない賢いタイプが多い。
カノヤザクラというのはダッシャーゴーゴーと同じサクラバクシンオー×Mr. Prospectorの配合。
言わずもがなダッシャーゴーゴーもラップに落差がない&スローの方が走るタイプ。
ダッシャーゴーゴー、カノヤザクラ、ヘッドライナーというのは実はかなり近い適性を持った馬達だということ。
同じレースで走ったらセットで好走するタイプ。

ということは…カノヤザクラの血統的特徴、適性とアイビスSD二連覇に矛盾が生まれる。
・カノヤザクラ、ダッシャーゴーゴー、ヘッドライナー三兄弟はスロ専ゆとりスプリンター。
・我々が抱いていたステレオタイプ、“アイビスSDはハイペースでガンガン進むハイペース・レース”

これはどっちかが間違いだってことだ。
私は後者が間違いなのではないかと考える。
アイビスSDというのは実はハイペースなんじゃなくて前半そんなに速く流れていないんじゃないの?
実際は後半は割と余力持って臨めるレースなのではないかと。
…と思って過去のアイビスSDの3F比較を調べていたら案の定前後半のハイペース基準落差1秒以上あったのは超ハイペースの09年だけ。
ちなみにこれ“前後半3F比較”だから、5Fだと3F目が前後半で共有されるからちょっと比較するの難しい。
だけどどっちにしろ2F比較でも前後半は一緒くらいで走る。
スプリントのレースはスタートの1Fが一番遅くて2F目が一番速い。
で、消耗戦とはそこからどんどんラップが遅くなるわけだが…
もしアイビスSDがハイペースだという認識なら実際のラップも完全消耗戦タイプを刻んでいいものだが、過去ほとんどのケースでラスト3Fからラスト2F目で再加速しているという事実が残されている。
再加速する余力があるのに消耗戦…?ハイペース…?

アイビスSDはハイペースじゃない。

まず大前提としていたこの“ハイペース”というステレオタイプが完全に間違いだったのだ。
じゃなんでラスト1Fが落ち込むかってことだ。
実は別にスプリントじゃなくても新潟競馬場の芝コースではどのコースでも最後1Fは落ち込んでる。
そんでラスト2F目が一番速くなる。
基本的に持続ラップ、前半ペースが滅茶苦茶速い消耗戦でも速さがラスト2F目>ラスト3目になることが多い。
ラスト2F目で一番ラップが速くなる、ということはラスト2Fに多くの馬最大限のスピードをねん出するために体力を使う。
結果的にラスト1Fが落ち込むのはこのためで、別にハイペースが原因で前半の疲れが祟ったというわけではない。
後半の余力を使い果たした結果の落ち込み。
実はこれほとんど阪神競馬場と同じラップ構造である。
東京競馬場なんかよりも阪神の方がかなり近い。

(CBC賞)12.1 - 10.6 - 11.1 - 11.2 - 11.1 - 12.0
ヘッドライナーが計測した1000M通過は56.1。
通過はこの時期の阪神にしては速いし、ラップタイムはアイビスSDのモデルそのまんま。
ラスト3Fから2Fで速くなって体力使ってラストでバテる、バテてもみんなバテてるから誰も抜けない。
例え重い斤量を背負っていたとしても他馬がヘッドライナーを抜くのはかなり難しいと読む。

昨年のケイティラブがテレビユー福島賞で牡馬相手の33.1-34.4の超ハイペースで逃げた→そのままアイビスSD優勝。
じゃテレビ―ユー福島賞とリンクし合ったアイビスSDもハイペースで同じレース質なんじゃね?
…って思うじゃないですか。
そんでケイティラブの直線適性めちゃくちゃスゲーから優勝した。

いやいやこれちょっと違うと思うんだな。
ケイティラブは確かにLa Troienneっぽさが出た力馬だから直線適性は高い馬だと思うけど…。
まずケイティラブが勝手にハイペース専用のスピード馬鹿だと思っているのが間違い。
ケイティラブってのは芝ではスローを得意とするの先行馬だよ。
だからテレビユー福島賞は条件戦とはいえ不得意条件で粘って粘って3着、強い内容と評価することができる。
それを理解してアイビスSDでケイティラブを評価する。
もしケイティラブがハイペースのスピード馬鹿だったら北九州記念で粘って残っとります。
あるいはそれまでの条件戦でも粘っている。

芝に挑戦するダート馬が浮上する条件ってなんだと思う?
これ実はスローペースがその一つだったりする。
普通はスローペースにはダート馬みたいな鈍足は無理だろ…って考えるんだろうけど。
スローペースで前で粘ろうと思ったらパワーが要るもんだ。

僕はこれがアイビスSDにおけるダート馬躍進の原因じゃないかと考える。
そうすることであらゆる物事がかなり整合性を持つようになる。
たとえば最近で言うとポルカマズルカとか。



『根拠2:閃光特別勝ち馬スマートムービー』
スマートムービーの血統はサクラバクシンオー×Storm Cat。
スマートムービーの父親がただサクラバクシンオーってだけなら大げさに根拠にしない。
サクラバクシンオー×Northern Dancerでスマートムービーの全体の血統構成がヘッドライナーそのまんま。

そしてStorm CatはStorm Bird産駒。
これはオークス馬エリンコート・ウインバリアシオンの母系の系統だ。
なんでエリンコート、ウインバリアシオンなんて例に出したんだよ?って思うだろうけど、今年のオークスとダービーの馬場でStorm Bird系と同じく好走を演じているのはNureyev系の馬だ。
Nureyevは底力を問われたらかなり強い、ということはその馬場で好走を演じたStorm Bird系の馬もNureyevと恐らく同じような適性を持っていると考えられる。
“Nureyev≒Storm Bird”、この公式からヘッドライナーの好走を後押しする。



【根拠3:ここ二戦の中身が濃い】
例年斤量を背負わされた馬は苦戦しているが、ヘッドライナーは大型馬。
そして今年テレビ愛知OPでは1400Mではあるものの59キロ背負って完勝している事実がある。
続くCBC賞でも現役スプリンターでは間違いなく上位のダッシャーゴーゴーの2着。
ヘッドライナーは不調期を脱して、この歳にして調子を上げている。
あまり斤量に左右される馬ではないと思うし、スピード負けするとも思えない。
テンはそれほど速くないかもしれないが、スピードの持続力はかなりのもの。

アイビスSD→北九州記念は繋がらないが、アイビスSD→セントウルSは繋がる。
阪神1200MのセントウルSで4着、CBC賞で2着。
阪神1200Mと新潟1000Mの深い相関性を考えてヘッドライナーは直線競馬でも対応できると読む。
夏~秋にかけてはこの馬は好調期が続く。

まだ買える。
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